
朝が来るのが怖い。
目が覚めた瞬間、「また一日が始まってしまった」と絶望が押し寄せる。眠っている間だけが唯一の逃げ場だったのに、それすら終わってしまう。
体は重くて、布団から出るだけで精一杯。
何もしていないのに、もう限界まで疲れている。息をすることさえ義務みたいで、ただ生きているだけで消耗していく。
時間は進むのに、自分だけが取り残されている。
周りは普通に働いて、笑って、前に進んでいるのに、自分はただその場に沈んでいくだけ。
焦りだけが積み重なって、でも何一つ動けない。
何をしても楽しくない。
好きだったものも、全部色を失ってしまった。
ただ「無」の時間が続いて、気づけば一日が終わる。
夜になると少しだけ楽になる。
でもそれは「また明日が来る」という予告でもある。
この繰り返しが終わらないことが、一番の地獄だ。
逃げ場がない。
やめることもできない。
ただ、生き続けるしかないこの状態が、まさに生き地獄。
――終わりが見えないまま、今日もまた、同じ一日が始まる。