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KIZUNA  うつ病だけど もう少し 生きてみます。

障害2級 重度のうつ病日記 長男と家族の闘病余命宣告

生き地獄闘病日記

朝は「始まり」じゃない。
ただ、昨日の苦しみの続きが再生されるだけだ。

 

目を開けた瞬間、空気が重い。
肺に入るだけで疲れるような、見えない何かに押しつぶされる。
何も起きていないのに、すでに限界を超えている感覚がある。

 

体は借り物みたいだ。
動かそうとしても、自分の意思が届かない。
指一本動かすのに、心の奥底から力をかき集めないといけない。

 

時間は流れているはずなのに、進んでいる気がしない。
同じ場所で、同じ苦しみを何度もなぞっているだけ。
時計を見るたびに、「まだこんな時間か」と「もうこんな時間か」が同時に襲ってくる。

 

頭の中では、静かな責め苦が続いている。
怒鳴られているわけじゃない。
むしろ、ひどく冷たい声で、淡々と告げられる。

 

「価値がない」「意味がない」「必要とされていない」
その言葉が、ゆっくりと染み込んで離れない。

 

何かをしようとすると、すぐに霧がかかる。
考えがまとまらない。

 

さっきまで分かっていたことが、急に遠くへ消える。
自分という存在が、ぼやけていく。

 

外の音だけがやけにリアルだ。
車の音、人の話し声、遠くの生活の気配。
それが全部、「自分のいない世界」を突きつけてくる。

 

「普通」という言葉が、鋭い刃になる。
みんなが当たり前にできていることが、自分にはできない。
その差が、ゆっくりと心を削っていく。

 

夜になると、少しだけ世界が静かになる。
でも救われるわけじゃない。
ただ、痛みが鈍くなるだけで、消えることはない。

 

眠れたとしても、回復はしない。
ただ意識が途切れて、また同じ場所に戻されるだけ。

 

ここにはドラマもない。
劇的な絶望ですらない。
ただ、薄くて重い苦しみが、ずっと続いている。

 

終わりがないことだけが、はっきりしている。
それが一番、こたえる。

 

とても優しく親切で感動です

 

最後まで読んでいただいてありがとうございます。

 

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