
うつ生き地獄の恐怖 750
朝が来るのが怖い。
眠っている間だけが、唯一、何も感じなくていい時間だから。
目が覚めた瞬間、胸の奥に重たい塊が落ちてくる。
理由なんてない。ただ「今日もまた始まってしまった」という絶望だけがある。
何もしていないのに疲れている。
息をするだけで苦しい。
体は動かないのに、頭の中だけが最悪の想像を繰り返す。
「このままずっと続くのか」
その考えが浮かぶたびに、恐怖で押し潰されそうになる。
外の世界は普通に動いている。
人は笑い、働き、何かを楽しんでいる。
でも自分だけが、見えない深い穴の底に取り残されている。
誰にも見えない。
誰にも伝わらない。
だから助けも届かない。
「甘えだ」と言われるのが怖い。
「頑張れ」と言われるのが怖い。
そのどちらも、自分にはもうできないことだから。
ただ、生きているだけなのに地獄。
終わりが見えないことが、いちばんの恐怖。
夜になると少しだけ楽になる。
でもそれは救いじゃない。
また明日が来ることを知っているから。
逃げ場のない繰り返し。
終わらない暗闇。
それでも、今日もただ耐えるしかない。