
終わらない夜の中で、生き続けるという罰
生きることが、こんなにも苦しいなんて知らなかった。
昔は、当たり前にできていたことがあった。
朝起きて、顔を洗って、人と話して、笑って、一日を終える。
そんな普通の日常が、今では遠い世界の出来事みたいに感じる。
目を覚ました瞬間から、胸の奥に重たい石を押し込まれたように苦しい。
何かが起きたわけじゃない。
それなのに、理由もなく涙が出そうになる。
また一日が始まる。
ただそれだけで、心が絶望に沈んでいく。
周りの人たちは前に進んでいる。
仕事をして、笑って、未来の話をしている。
でも自分だけが、暗い場所に取り残されている気がする。
「頑張って」
「考えすぎだよ」
「みんなつらいんだから」
悪気がないことはわかっている。
でも、その言葉を聞くたびに、自分の苦しみが否定されたようで苦しくなる。
頑張れるなら、とっくに頑張っている。
考えないで済むなら、そうしたい。
でも、頭の中の暗闇は、どこまでも追いかけてくる。
何をしていても心が休まらない。
横になっても不安が消えない。
眠ろうとしても、嫌な考えばかり浮かんでくる。
夜になると、孤独はさらに深くなる。
静かな部屋の中で、自分だけが世界から消えてしまったような感覚になる。
スマホを見ても、テレビをつけても、何も心に入ってこない。
ただ時間だけが過ぎていく。
「もう疲れた」
その言葉が、何度も頭をよぎる。
消えてしまいたいと思うこともある。
でも本当は、死にたいわけじゃない。
ただ、この終わらない苦しみから解放されたいだけなんだ。
生きることが希望じゃなく、耐えることになってしまった。
呼吸をするだけで疲れ、朝が来ることが怖い。
未来を想像しようとしても、真っ暗で何も見えない。
それでも、今日も生きている。
壊れそうになりながら。
誰にもわかってもらえない孤独を抱えながら。
終わらない夜の中を、一歩ずつ歩いている。
生き続けることが罰のように感じる日々。
それでもまだ、心のどこかで「少しでも楽になりたい」と願っている自分がいる。
その小さな願いだけを抱えて、今日もまた、長い夜を越えようとしている。
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