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うつ病になって初めて、生きる怖さを知った

うつ病になる前の私は、
「生きること」は当たり前のものだと思っていた。

 

朝が来れば起きて、
ご飯を食べて、
人と話して、
疲れたら眠る。

 

そんな普通の毎日が、
ある日突然、ものすごく怖いものに変わった。

 

目を覚ますことが怖い。
今日という一日が始まることが怖い。

 

誰かと関わることも、
外へ出ることも、
電話の音さえ怖くなる。

 

何もしていないのに心が削られて、
ただ生きているだけで限界になる。

 

「頑張ればいい」
「気分転換すればいい」

そんな言葉では届かないほど、
心の中は真っ暗だった。

 

一番苦しかったのは、
“生きたい”と“消えたい”が、
頭の中で何度もぶつかり合うこと。

 

死にたいわけじゃない。
でも、この苦しみから逃げたかった。

 

うつ病になって初めて、
人は心が壊れると、生きることそのものが恐怖になるのだと知った。

 

それでも、
こんな暗闇の中で今日を終えられたなら、
それだけでも十分すごいことなんだと思う。

 

今はまだ光が見えなくても、
「もう少しだけ生きてみよう」
そう思える日が、いつか来ることを願っている。

 

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