
「なんのために生きているんだろう」
そう考えてしまう夜がある。
朝が来ても苦しくて、
何をしても心が動かなくて、
周りは普通に生きているように見えるのに、
自分だけが取り残されている気がする。
頑張っても報われない。
笑っても心は空っぽ。
生きる意味なんて、本当にあるのかと思ってしまう。
でも――
生きる意味って、最初から誰かに与えられているものじゃないのかもしれない。
「大きな夢」じゃなくてもいい。
「立派な理由」なんてなくてもいい。
今日、少しだけ眠れた。
誰かの言葉に少し救われた。
温かい飲み物を飲めた。
空を見上げた。
そんな小さなことでも、確かに“生きている”なんだ。
今は意味なんて見えなくてもいい。
苦しみの中にいる時、人は未来を信じられなくなる。
でも、人はずっと同じ痛みの中だけにいるわけじゃない。
今ここで、
「意味を知りたい」と苦しみながらも問い続けていること。
それだけでも、本当は生きようとしている証なんだと思う。
生きる意味は、
すぐに見つかるものじゃない。
だけど、誰かとの出会いの中で、
小さな優しさの中で、
ある日突然、「まだ終わりたくない」と思える瞬間が来ることがある。
だから今は、
意味を見つけられない自分を責めなくていい。
ただ今日を越える。
それだけでも、十分すごいことなんだ。