
「このまま生きていてもいいことなんてあるのかな」
そんな言葉が頭の中を何度も巡る。
うつがひどい時は、未来がまったく見えなくなる。明日のことさえ考えられない。いや、考えようとすると恐怖で胸が苦しくなる。
この先もずっと今の苦しみが続くのではないか。
もう二度と笑えないのではないか。
このまま何もできないまま人生が終わってしまうのではないか。
そんな恐怖が次々と押し寄せてくる。
周りの人は普通に働き、普通に生活しているように見える。その姿を見るたびに、自分だけが取り残されているような気持ちになる。
そして気づけば、未来への不安が膨らみすぎて、生きることそのものが怖くなってしまう。
でも、本当に怖いのは未来そのものではなく、「未来が見えないこと」なのかもしれない。
人は先が見えない時、不安になる。
暗いトンネルの中を歩いている時、出口が見えなければ永遠に続くように感じる。でも実際には、その先に出口があることも少なくない。
今は信じられなくても、苦しみが少し和らぐ日が来るかもしれない。心から笑える瞬間が戻ってくるかもしれない。
だから今日だけは、「この先どうなるか」を決めつけなくてもいい。
恐怖に押しつぶされそうになりながらも、こうして今日を生きている。
それだけでも十分に価値のあることなのだと思う。