
「このまま生きていても、いいことなんてあるのかな」
そんな言葉が頭から離れなくなる日がある。
うつがひどい時は、明日のことすら考えられない。まして一か月後、一年後の自分なんて想像もできない。目の前にあるのは希望ではなく、ただ真っ暗な道だけに見える。
昔は当たり前に思い描いていた未来があった。
旅行に行きたい。
家族と笑って過ごしたい。
好きなことを楽しみたい。
そんな小さな願いさえ、今は遠い世界の話のように感じる。
そして恐ろしくなる。
もしこの苦しみが一生続いたらどうしよう。
もし何年経っても良くならなかったらどうしよう。
もしもう二度と普通に笑えなかったらどうしよう。
答えのない「もし」が次々と押し寄せてきて、心を締めつける。
未来が見えないことは、それだけで大きな恐怖だ。
人は希望があるから前に進める。でも、うつはその希望を見えなくしてしまう。
だから「生きる意味がわからない」と感じてしまうし、「このまま生きていてもいいことなんてない」と思ってしまう。
けれど、不思議なことに未来は誰にも見えない。
今は真っ暗にしか見えなくても、半年後、一年後に何が起きるかは誰にもわからない。
苦しみの中にいると、その可能性さえ信じられなくなる。でも、見えないことと、存在しないことは同じではない。
今の自分には希望が見えなくても、未来そのものが消えたわけではない。
今日を生きるだけで精一杯の日もある。
それでも息をしている。
それだけでも十分だと思う。
未来が怖い日があってもいい。
「このまま生きていてもいいことあるのかな」と何度も問い続けてもいい。
その答えが見つからないままでも、生きている限り、答えに出会う可能性だけは残っているのだから。
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とても優しく親切で感動ですよ
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