目覚ましの音が鳴る度に、どんどん重くなる胸の内に引きずり込まれていくような感覚。
朝の光が差し込んでくる部屋で、ただぼんやりと天井を見上げる。
体は動かない。動けない。
シャワーを浴びることさえも、どこか遠くのことのように感じられる。
何もかもが無力で、自分自身にさえ勇気を与えることができない。
そして、この感覚がいつものことだというのに、その辛さは決して薄れることがない。
時間に追われ朝食を食べることもできず、ただ外に出て歩く。
でも、心の中では何かが締め付けられるような感覚が広がっていく。
それでも、今日も会社に行かなければならない。
ただそう思うだけで、胸が痛む。
会社に到着すると、懸命に自分を奮い立たせようとする。
でも、どうしても力が入らない。
仕事を始めるつもりだったが、机の上の書類を眺めているだけで、何も手が動かない。
そして、再び食欲の襲来がやってきた。
デスクにしまっているお菓子やチョコレートを無意識に手に取り、口に運ぶ。一つ、また一つと。
満たされない何かを埋めようとする欲求が、止まらない。
そして、何もかもを飲み込んでしまう。
その満たされない欲求を、一時的に満たすために。
昼休みには、外に出ることもなく、デスクの上でぼんやりと過ごす。
心は荒れ狂い、体はだるく、どこか孤独に包まれる。
もうどうすればいいのかわからない。
ただただ、この苦しみから逃れたい。
結局、仕事を続けることはできなかった。
自分の無力さに打ちひしがれながら、退職の申し出をした。
周りの人々の視線が気になるが、それよりも自分の心の中の混沌が大きすぎる。
家に帰ると、自己嫌悪の念が広がっていく。
なぜ自分はこんなにも無力で、自制できないのだろうか。
仕事を失うことで、ますます孤独になることを恐れる。
でも、もうどうしようもない。
夜はベッドに横になり、ただただ暗闇の中で苦しむ。
涙がこぼれ、心は痛みに包まれる。
これ以上どこまで自分が堕ちていくのか、わからない。
ただ、この闇の中で一人で戦わなければならない。
うつ病の影響は深刻で、その影響を受ける人々にとって日々の生活は苦難の連続です。
しかし、この闇の中に光が差す時も必ず訪れると信じている。
読んでいただいてありがとうございます。生きる励みになります。
#️⃣病気に負けないウルトラマンになった3歳児
長編
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医師にタンパク質を摂りなさいと言われたので。これはボクの定番。
食べ物だけだとどうしてもカロリーオーバーで太ってしまって・・