今日もまた、生きることが辛い日だった。
朝目を覚ました瞬間から、心は沈んでいた。
何もかもが無力で、どうしようもなく感じられた。
布団から出ることができなくて、ただただ動けずにいた。
なぜこんなにも重く感じるのか、理由も分からずにただ苦しいだけだった。
外の世界は明るく見えても、私の心はどんよりとした暗闇に覆われていた。
人々が笑顔で過ごしているのを見ると、ますます自分の孤独さが身に染みた。
彼らとは異なり、私はなぜこんなにも生きることが辛いのか、理解できなかった。
一歩外に出る勇気もなく、ただ窓の外を見つめているだけだった。
何をするにもエネルギーが湧かず、ただ過ごすこと自体が億劫だった。
自分で自分を奮い立たせようとするけれど、どうにもならない感覚が辛かった。
そして、今日も涙がこぼれた。
理由もなく、ただ心の中から湧き上がってくる涙。
自分でもなぜ泣いているのかわからない。
ただ、どこかで抱え込んでいた感情が爆発しているようだった。
うつ病の闘いは本当にしんどい。
どんなに頑張っても、時にはこの暗いトンネルから抜け出せないことがあるんだ。
ただ、一日一日を大切に生きていくしかないのかもしれない。
少しずつ、でも前に進んでいけるようになることを信じています。
実話本としてかきあげました。
読んでいただけたら嬉しいです。