うつ病地獄の日々
朝、目が覚める。
けれど、それは「生きている」という実感ではなく、「また今日も終わらない一日が始まってしまった」という絶望の始まり。
体は重く、頭は霞がかかったようにぼんやりしている。
何もしていないのに、もうすでに疲れている。
呼吸すら面倒で、布団から起き上がることが大きな試練になる。
時計の針が進む音だけが、静かな部屋の中で無慈悲に響く。
やらなければいけないことがあるのに、体も心も動かない。
焦る気持ちだけが胸の中で暴れ、自己嫌悪が渦巻く。
「何もできない」「自分はダメだ」その言葉が何度も頭の中で繰り返される。
昼になっても、世界はどこか遠い。
外では人々が笑い、働き、歩いているのに、私の時間だけ止まっている。
テレビの音やSNSの画面は、まるで別世界のようだ。
あの人たちはどうしてあんなに生きることがうまいのだろう。
どうして自分は、たった一日を生きるだけでこんなにも苦しいのだろう。
夜になると、心の中に黒い霧が濃くなる。
何もかもが無意味に思えて、涙が勝手に流れる。
泣きたい理由さえわからない。
ただ苦しくて、消えてしまいたくて、けれど死ぬ勇気も出ない。
生きることにも、死ぬことにも、同じくらいの恐怖がある。
誰かに助けを求めたい気持ちと、誰にも理解されないという絶望が同時に胸を締めつける。
「頑張れ」「気の持ちようだよ」そんな言葉がどれほど残酷に響くか、誰にもわかってもらえない。
眠ろうとしても眠れず、眠っても悪夢ばかりを見る。
朝と夜の境がなくなり、心はどんどん壊れていく。
それでも、明日が来る。地獄のような明日が。
うつ病の地獄は、痛みが見えない。
でも確かにそこにあって、心の奥で静かに蝕んでいく。
生きているだけで苦しい、そんな日々がただ、終わりもなく続いていくのだ。
↑今回もクリック応援お願いできませんか。
生きる励みになります。
よろしくお願いいたします。
うつ病をより多くの皆様に知っていただけたらと思います。
下段よりシェアしていただけたら嬉しいです。
#️⃣生きた記録病気怪獣と戦うウルトラマンになった3歳児
小児がんと難病の子から元気をもらう
良かったら読んでいただけたらと思います
少しでも生きる力をみいだせれば幸いです
https://note.com/reimi_tutu/n/nba0d2059f547
医師にタンパク質を摂りなさいと言われたので。
広告
私の時にこれらを利用してたら、また違った人生だったかもしれない。
ひとりではどうにもならない時あるよね
私は大変だったんだ