今日もまた、思考力が戻らないまま一日が過ぎていった。
朝、目を覚ました瞬間から、何もかもが重くのしかかってくるような感覚があった。
頭の中はまるで霧がかかったようにぼんやりとしていて、考えをまとめることができない。
毎日のことだけれど、この感覚にまだ慣れることができず、どこかでいつも戸惑っている自分がいる。
本来ならば、朝起きたらすぐに日常のタスクに取りかかりたい。
だけど、今の自分にはそれができない。何をするにも思考がまとまらないし、やるべきことを考えようとすると、それ自体が大きな負担に感じられてしまう。
朝の支度すら、まるで重い鎖に縛られているかのような感じがして、一つ一つの動作が苦痛に思えてしまう。
今日もまた、何度も同じ考えが頭をよぎった。
「なぜ、私はこんなにも動けないのだろう？」「どうして、何も考えられないのだろう？」。昔はもっと頭が冴えていて、物事をすぐに理解できたし、効率的にこなすことができていたのに、今は何もできない自分がいる。
この無力感は、ただでさえ沈んでいる心をさらに押し下げるような感じがして、ますます自分に対する苛立ちと失望が募っていく。
午前中はほとんど何もせずに過ごした。
テレビをつけてみたけれど、内容が頭に入ってこない。
次第に画面を見つめることすらできなくなって、ただ音だけが耳に入ってくる状態になった。そのうち、テレビの音さえも煩わしく感じられて、結局消してしまった。
そして再び、部屋の静けさの中に戻っていく。
この静けさが、逆に自分の心の不安や孤独感を強調するかのようで、かといって何かをする元気もなく、ただぼんやりと時間が過ぎていくのを待つしかない。
昼食の時間になっても食欲が湧かず、無理に何かを口にすることもしたくなかった。
結局、簡単にスープとプロテインを飲んだだけで済ませたが、それさえも億劫に感じた。
食べることは本来楽しいことのはずなのに、今ではただ義務のように感じる。
この状態がいつまで続くのか、終わりが見えないことがさらに不安を増幅させる。
午後になっても状況は変わらず、何も考えられないまま時間だけが過ぎていく。
以前は、午後には何かしらの活動をしていたものだが、今の私はそれができない。
何をするにも、どこかで「これは無意味だ」「どうせやっても何も変わらない」と感じてしまう。
そう感じてしまうこと自体が、また自分に対する失望感を強める悪循環に陥っている。
思考力が戻らないことが、生活のあらゆる面に影響を与えていることを改めて痛感した。
たとえば、買い物リストを作ることさえ難しくなっている。
何が必要なのかを思い出すことができず、店に行っても何を買えば良いのか分からない。
それに、以前は楽しかった読書や映画鑑賞も、今ではただの苦痛でしかない。
集中力が続かないし、物語に没頭することができない。
まるで、自分の中の大切な部分が失われてしまったかのように感じてしまう。
夕方、少しでも気分転換になるかと思って散歩に出かけた。
外の空気を吸うことで少しは気分が晴れるかと思ったが、歩いている間も頭の中はずっと混沌としていた。
普段ならば、自然の風景や周囲の音に癒されることがあるのに、今日はそれすらも感じられない。
自分がどんどん無感覚になっていくようで、それがさらに不安を呼び起こす。
帰宅後は、再び無気力感に包まれ、ただベッドに横たわることしかできなかった。
何もせずに時間が過ぎていくことがもどかしいが、それでも何かをしようとする意欲が湧かない。
この感覚から抜け出す方法が分からず、ただ自分がこの状態に飲み込まれていくのを感じるしかない。
今日は、一日を通して何もできない自分に対する苛立ちと、思考力が戻らないことへの絶望感が強くあった。
頭が働かないというのは、こんなにも苦しいものなのかと、改めて思い知らされた。自分がどこに向かっているのか、何をすべきなのかが全く見えない。
ただ、何とかこの日々を乗り越えられるよう、自分を保つことが精一杯だ。
明日こそは、少しでも思考がクリアになってほしいと願いながら、今日の日記を締めくくる。
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医師にタンパク質を摂りなさいと言われたので。
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これを使おうと思う。ストローでもどちらでも飲めるのがいいな。
