もうダメだ。
そんな言葉が頭の中で何度も言われる。
起きる事もできない。
布団から出るのがこんなに辛いなんて、普通の人には分からないかもしれない。
憂鬱というは、まるで深い霧の中にいるようなものだ。
視界はぼやけ、未来は見えない。
何もかもが遠く感じられ、自分が何をしたいのかすらわからなくなる。
人と話すのは苦痛だ。
何を話したらいいのかわからなくて、そもそも話す気力すら湧いてる。
誰か会う事すら億劫になる。
連絡を取るのが面倒で、スマホを手に取ることすらできない。
「頑張れ」と言われるのが怖い。
がんばれって何？どうやったら頑張れるの？
眠れない夜が続いている。疲れているはずなのに、布団に入っても眠れない。
頭の中では嫌なことばかりが浮かんでくる。
過去の失敗、誰かが考えたような言葉、将来への不安。
食事をするのも億劫だ。
食べなければいけないのはわからないのに、何も食べている気がしない。
お腹が空いているのかどうかすら気づかない。
ただ、何かを口に入れるという行為がひどい。
食べたところ何も何もない気がするし、味を感じることすらできない。
ただ、生きるために歩くだけ。
何をするのも遅くなる。
したことができない。
服を着替えるのも、歯を磨くのも、シャワーを浴びるのも、すべてが大きな仕事のように感じる。
「誰かに助けを求めているのが怖い。
助けを求めているところで、本当に理解してもらっているのだろうか？
「甘えているだけ」「気にしすぎ」「もっと前向きになればいい」と言われるのではないか。
そんな不安が頭よぎる。
未来のことを考えると、なんとなく不安になる。
今の自分に、できるのかわからない。
この一生こうなのではないかと思うと、怖くて歩ける。
それでも、本当に「もうダメ」なのだろうか？
そう思いながら、こうして言葉を綴っている。
何かを書けることすらできない日もあるのに、今はこうして自分の気持ちを書いている。
鬱は簡単には治らない。
でも、少しずつでもいいから、生きていくしかない。
何か小さなことでも、自分を責めずにできたことを認める。
それが、今の自分にできる頑張れないかもしれない。
とりあえず今日はダメでも、明日はほんの少しでもマシになるかもしれない。
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医師にタンパク質を摂りなさいと言われたので。
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