うつ病ブログ「地獄の日々」——生きることがただの罰になるとき
朝が来るたび、私は心の底から「なぜまた生きているんだろう」と思う。
眠りに落ちたはずの夜、意識はほとんど途切れなかった。
眠れたのか、それともただ目を閉じていたのか。
身体は鉛のように重く、布団から出るのに30分、いや1時間はかかる。
時計の針の音がやけにうるさく感じる。
それだけで吐き気がする。
何もしていないのに、もう一日分のエネルギーを使い果たしたような絶望が胸を覆う。
誰もが言う。
「無理しないで」「頑張らなくていい」「ゆっくり休んでね」。
でも、その言葉の向こうに「でも、ちゃんと治してね」「そのうち働けるようにしてね」「迷惑かけないでね」という声が透けて見える。
優しさの仮面をかぶった圧力。
私はそのたびに、自分がこの世界にとってただの“負債”であることを突きつけられる。
外に出るのが怖い。
誰かに会うのが怖い。
音も光も臭いも、すべてが過剰に感じられて、皮膚の内側にナイフのように突き刺さってくる。
街を歩いていると、笑顔の人たちが遠くに見える。
その笑顔を見るだけで、自分が「壊れた人間」なのだと思い知らされる。
あの人たちはちゃんと働いて、ちゃんと笑って、ちゃんと愛されている。
私はただ、呼吸をしているだけで精一杯だ。
病院の待合室では、無表情な患者たちが並んで座っている。
ここでは、笑う必要も話す必要もない。
それが少しだけ救いに感じる。
医師は静かに「症状はどうですか?」と聞いてくれる。
でも、何度同じことを答えても、状況は変わらない。
「薬を増やしましょうか」と言われるたびに、自分がどんどん薬の中に埋もれていく気がする。
家に帰ると、誰もいない部屋の静けさが逆にうるさくて苦しい。
スマホを手に取っても、誰にも連絡する気力がない。
SNSを見れば、世界は輝いていて、自分だけが取り残されている。
比べるなと頭ではわかっていても、心は勝手に比べてしまう。
「どうして私はこうなってしまったのか」と自問し続けて、答えのないループにはまり込む。
食欲はない。
けれど薬を飲むために無理やり何かを口にする。
それすら吐きそうになることもある。
食べて、寝て、起きて、泣いて、何もしない。
そんな日が何週間も続いて、何ヶ月も過ぎていく。
気づけば、季節が変わっていた。
春が来ても、花が咲いても、私の世界には色がない。
「生きていて偉いね」と言われることがある。
でも、そんな言葉さえ苦しい。生きることが「偉い」だなんて、どれだけ生きることが困難な状態なのか、改めて突きつけられるようで。
「偉い」んじゃなくて、「助けて」と叫びたいのに、その声すら出せない。
うつ病は、誰にも見えない地獄だ。
見た目は普通に見える。
だからこそ、周囲は理解できない。
「ちょっと疲れてるだけでしょ?」「気分転換したら?」そんな言葉は刃物のように胸をえぐる。
私は今、この文章を書くことさえ、やっとの思いで綴っている。
手は震えているし、目には涙が浮かんでいる。
けれど、これが私の「生きている証」だと信じたくて、文字を打っている。
誰かに読んでほしい。
でも、誰にも知られたくない。
そんな矛盾の中で、私は今日もただ呼吸をしている。
あとがき
これは、ある一日の断片にすぎません。
地獄は毎日、形を変えて私を飲み込みます。
でも、もしあなたが同じような地獄を生きているのなら、私はあなたにこう伝えたい。
「あなたは一人じゃない」と。
たとえ今は闇の中でも、私たちの存在が、いつか誰かの小さな希望になれたらと願って——。
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良かったら読んでいただけたらと思います
少しでも生きる力をみいだせれば幸いです
https://note.com/reimi_tutu/n/nba0d2059f547
医師にタンパク質を摂りなさいと言われたので。
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私の時にこれらを利用してたら、また違った人生だったかもしれない。
ひとりではどうにもならない時あるよね
私は大変だったんだ