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KIZUNA  うつ病だけど もう少し 生きてみます。

障害2級 重度のうつ病日記 長男と家族の闘病余命宣告

うつ病ブログ:日常に潜む地獄と、かすかな希望  717

朝が来るのが、怖い。

目覚まし時計の音が鳴るより前に、心のどこかがざわついて目が覚める。

 

目を開けると、天井の白さがやけに冷たく感じる。

体が重くて、布団の中に沈み込んでいく。

 

脳が「起きなさい」と命令を出す前に、「起きる意味があるのか?」という声が先に響く。

うつ病という病気にかかって、どれくらい経ったのか正直もう分からない。

 

最初はただの疲れだと思っていた。

眠れない日が続いても、「きっと仕事のストレスだろう」「週末に寝れば大丈夫」と自分に言い聞かせてきた。

 

でも気がついたら、週末になっても眠れず、食欲もなくなり、人の声が騒音にしか聞こえなくなった。

 

この病気は、静かに、そして確実に、日常をむしばむ。

友人の誘いを断り続け、スマホの通知をすべて切り、外に出ることも怖くなっていった。

 

仕事にも支障が出て、遅刻や欠勤が増え、上司からの電話にも出られなくなった。

何もしていないのに罪悪感が襲ってくる。

 

「なぜこんな自分になってしまったんだろう」と、自分を責め続ける。

家族がいることが、時には救いで、時には重荷でもある。

 

心配してくれるのはありがたい。

でも「頑張れ」という言葉が胸に刺さる。

 

頑張れないから苦しんでいるのに、それでも「もっと努力が必要だ」と言われると、自分の存在そのものが間違っているように感じる。

 

病院に行くことも勇気がいった。

精神科のドアを開けるまで何度も迷い、逃げ出したくなった。

 

診察室では医師が優しい口調で話しかけてくれたけれど、それだけで心が晴れるわけではなかった。

 

薬を飲み始めても、すぐに効果が出るわけでもない。

副作用に苦しみながら、少しずつ「普通」に戻る道を探るしかない。

 

うつ病と共に生きるというのは、「もう元には戻れないかもしれない」という現実と向き合うことだ。

 

過去の自分、元気だった頃の自分を思い出しては、喪失感に押し潰されそうになる。

「あの頃はよく笑っていたのに」「何でも挑戦できたのに」――そんな過去が、今の自分を余計に苦しめる。

 

それでも、ほんのわずかな希望がある。

それは、同じように苦しんでいる人たちの声を聞いたとき。

 

ネットの掲示板やブログ、SNSで「今日も何とか生き延びた」という言葉を見ると、少しだけ心が温かくなる。

 

「自分だけじゃないんだ」と思えることが、どれだけ大きな救いになるか、以前は想像もしなかった。

 

ある日、近くの公園までなんとか外に出られた。

空は曇っていたけれど、草の匂いや鳥の声がかすかに心に届いた。

 

たったそれだけのことで、「まだこの世界に少しだけ居場所があるかもしれない」と思えた。そういう些細な瞬間を、ひとつずつ集めていくことで、いつか「生きていてよかった」と思える日が来るのかもしれない。

 

私は今も、毎日が戦いだ。

眠れない夜もあるし、何もできずに一日が終わることもある。

 

でも、それでもいいと思うことにしている。焦らず、比べず、自分のペースで。

もしあなたが今、同じように苦しんでいるなら――どうか、自分を責めないでください。

 

あなたが今日、生きてここにいることだけで、十分にすごいことなんです。

 

このブログが、誰かの心にそっと寄り添うことができたなら、私の痛みにも少し意味が生まれる気がします。

 

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https://note.com/reimi_tutu/n/nba0d2059f547

 

医師にタンパク質を摂りなさいと言われたので。

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私の時にこれらを利用してたら、また違った人生だったかもしれない。

 

ひとりではどうにもならない時あるよね

私は大変だったんだ