今日は朝から、胸の奥がずっと重苦しい。
理由ははっきりしている。
「何もできなかった」という事実が、何度も何度も頭の中を回っている。
たとえば、あの電話をかけられなかったこと。
たとえば、約束を守れなかったこと。
たとえば、「またね」と言ったのに、それが最後になってしまったこと。
もう終わったことだと、頭では理解しているつもりなのに、心がそれを許さない。
「自分のせいで誰かを困らせた」「あの時もっとちゃんとしていれば」と、
どうにもならなかった過去に、自分を釘付けにしている。
寝ても覚めても、自分の不甲斐なさがつきまとってくる。
誰かが「大丈夫」と言ってくれたとしても、その言葉を素直に受け取れない。
「優しさにすがっているだけだ」「本当は迷惑だと思われてる」と、
何もかもが歪んで聞こえる。
洗濯物がたまっている。
部屋が散らかっている。
連絡を返せていない。
ひとつひとつは小さなことかもしれないのに、今の自分にはあまりにも大きい。
手を伸ばそうとした瞬間に、全身の力が抜けて、
「できないくせに、やろうとするな」と内なる声に笑われる。
そしてまた、何もできなかった自分を責める。
あの人は、私の無反応にどんな気持ちになっただろう。
こんな自分が、誰かの人生に関わっていいはずがない。
何かをしようとすればするほど、裏目に出て、余計に悪化する。
「自分なんかいない方がいい」
「どうせ誰の役にも立てない」
そう思ってしまうことが、もう日常になっている。
罪悪感には形がない。だけど、確実に存在している。
重さがある。
呼吸を浅くし、肩を下げ、目線を地面に縛りつける。
身体ではなく、魂そのものが沈んでいくような感覚。
人と関わることが怖い。
期待されることも、優しくされることも、
それに応えられない自分の現実を突きつけられるから。
「ありがとう」と言われるたびに、返せない自分が情けなくて、
「もう何もくれないで」と思ってしまう。
夜、ふと思い出した。
昔、誰かに言われた言葉。
「お前はいつも逃げてばかりだな」
あの時も悔しかったけど、何も言い返せなかった。
今も変わらない。
逃げている。
そしてその逃げている自分を、
自分自身が一番嫌っている。
でも、逃げるしかなかったんだ。
頑張りたかった。
ちゃんとやりたかった。
だけど、それができなかった。
できない自分を、もう何年も受け入れられずにいる。
たとえば、今日もまた連絡ひとつ返せなかった。
誰かの優しさを、無視してしまった。
これで何人目だろう。
そのたびに、心が引き裂かれる。
もし「ごめんね」と言って許してもらえても、
本当に許されているとは思えない。
その言葉に安心することすら、罪のように感じる。
この世界で自分だけが、
何も返せず、何もできず、ただ迷惑をかける存在のような気がしてしまう。
明日こそは、少しでも償えるように。
小さなことでいいから、誰かの迷惑をひとつでも減らせるように。
そう思って眠ろうとするけれど、
その願いすら虚しく、次の日もまた、同じ無力の朝を迎えてしまう。
それでも、生きてしまう。
生きてしまって、また苦しむ。
「じゃあどうすればよかったんだ」と、自分で自分を追い詰める。
この堂々巡りから抜け出せる日は来るのだろうか。
希望なんて、ずっと持てずにいる。
でも今、これを記すことで、少しだけ心の底に沈んでいたものが、
浮かび上がってくるような気がした。
罪の重みは消えない。
無力さも変わらない。
でも、誰かに届くなら、
この痛みも無駄ではなかったと、いつか思えるのだろうか。
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ひとりではどうにもならない時あるよね
私は大変だったんだ